手動シャッターを電動シャッターにしたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
開け閉めが体力的にきつくなった方などに需要が増えています。

この記事では手動シャッターを低コストで電動化する方法やメリットをご紹介します。

手動シャッターと電動シャッターの違い


電動シャッターと手動シャッターには違いが多数ありますが、特に注意しておくべき違が重さの問題です。
電動シャッターは電動である分、手動シャッターに比べて重量が重くなります。
ただ、電動で動くため基本的にその重さが問題となる場面はそう多くはなく、重さの違いを見落としがちです。
電気によって動く通常時は手動シャッターよりも開閉作業が楽なものとなります。
とはいえ、重いことに変わりはないため、故障時や不具合の発生しているときにはその点に留意しなければなりません。

少しでも電動シャッターを軽くする方法として、手動シャッターにモーターを取り付けるという方法があります。
手動シャッターにモーターを取り付けるだけであるため、通常の電動シャッターに比べて軽いものとなることが多いです。
詳細については次の項目をご参考ください。

手動シャッターの仕組み

手動シャッターや電動シャッターの仕組みについて理解していますでしょうか。
日常的にシャッターを利用していてもその仕組みについては全く知らないということも少なくありません。
手動シャッターと電動シャッターそれぞれの仕組みについて理解しておくことは、電動化を検討する際の材料となるためその違いについて解説します。

手動シャッターは、シャッターを動かしたときシャッター上部に設置されたケース内にある巻き取りシャフトに装着されたバネが動き、シャッターも連動して動くという仕組みになっています。
イメージとしては、糸を棒にぐるぐる巻きつけたり戻したりするようにシャッターを上げたり下げたりしている感覚です。

電動シャッターの仕組み

電動シャッターは手動シャッターの電動版であり、上記手動シャッターの動きを電動で行うようなものです。
電動シャッターは電動化されている分シャッター全体の重量は重くなりますが、電動で動かすため負担となることはほとんどありません。
操作事体もリモコンによって簡単にできるため、電動シャッターは手動シャッターと比較して非常に便利なシャッターとなります。

手動シャッターを電動化するには


近年の傾向として、高齢のためシャッターの上げ下げをするのが難しく電動化にする方が増えています。
しかし電動化はシャッターを総取替えしなくていけないというイメージがあるため、二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。

現在では今ある手動シャッターボックスにモーターを付けるだけで、電動シャッターにすることが可能です。
総取替えをするより約3分の1の費用で取り付けられます。

またシャッターの狀態にもよりますが、作業は半日ほどで終了します。
その後はリモコンや押しボタンで開閉することができます。

約10年前と比べてシャッターの電子部品などがコストダウンしたので、大掛かりな工事を行わなくても安価に簡単に電動化することができるようになりました。

電動シャッターのメリットは?

電動シャッターのメリットはなんといっても開閉が簡単になることです。
外壁などを傷つけることなく、今使っている手動シャッターにモーターを付けるだけで電動化することができ、リモコンで楽々開閉することが可能です。
そのため車庫などの場合は車に乗ったままでも開閉することができます。
加えて、電動化していることにより力の弱い子供や女性、お年寄りの方でも容易にシャッターを動かすことが可能になり、手動のシャッターは重くて動かすのが大変といった悩みが一気に解消されます。
その他にも、買い物帰りに荷物を持ったままリモコンを操作することで、荷物を置くことなく簡単にシャッターを開閉するといったことも可能です。
家族の中にシャッターの開け閉めに苦労しているという方がいるのであれば、その負担や怪我を防止するためにも早めに電動化することをおすすめします。
仮にそうでなくとも、毎日シャッターを手動で開け閉めするのは日常の中でも骨の折れる作業です。
電動化することで、より快適に日常を過ごせることにもつながります。

2つめのメリットは開閉音が静かなことです。

手動のガラガラという音に比べてとても静かになるので、早朝や深夜でも迷惑になりません。
3つめのメリットは万が一の物や人が挟まってしまった場合、自動で停止します。また停電になってしまったときには、ハンドルなどによって手動での操作もできるので安心です。
また泥棒などにより無理にこじ開けられようとした場合、開閉器にブレーキをかけるロック機能を搭載したシャッターもあります。

電動シャッターのデメリットは?


電動シャッターと手動シャッターの違いはデメリットにも表れています。

電動シャッターは電気で動くため、電池式である場合には電池を交換しなければならない。
電気製品であるため、突然の故障を防ぐためにも定期的にメンテナンスが必要。といったデメリットがあります。

しかし、電源が無くなっても通常のシャッターとして動かすことはできるため、電源について必要以上に気を取られる必要はありません。
また、電動シャッターほどではないにしろ、通常のシャッターにおいても定期的なメンテナンスは必要です。

それらの点を考慮すると、デメリットとはいえ、それほど大きなものではなく、メリットと比較すると非常に些細な問題点といえるでしょう。

電動シャッターのデメリットを気にして足踏みしているのであれば、思い切って導入してしまうのも良いのではないでしょうか。

予算や時間はどれくらいかかる?

手動シャッターを電動シャッターにする場合、モーターシャフトを付けて電動化します。
取り付け時間はシャッターの狀態や大きさなどによっても変わりますが2時間から長くて半日ほどで終了します。

そのため電動シャッターを新しく取り付けるよりも約3分の1程度の価格で済みます。
またゴミも出ませんので環境にも優しい晴雨方法です。

主な施行の流れはまずシャッターに電動ユニットを取り付けます。
その後配線作業と電気工事を行います。

そして最後に作業後のクリーニングをして終了です。
注意点としてはシャッターの老朽化具合によって、安全のため新しいシャッターを付けた方が良い場合もあります。
加えて、老朽化が進んでいると電動化にあたり既存のシャッターを修理する段階から始めることもあるため、新たにシャッターを設置するよりも費用が高くなることがあります。
特に、サビのひどい場合や劣化によって本体がぼろぼろになってしまっている場合は注意が必要でしょう。

電動シャッターの設置にあたっては、手動シャッターを電動化するよりも既存の手動シャッターを一度取り払ってから、新たに電動シャッターを設置したほうが費用を抑えながら新しい高性能なシャッターとすることができる場合もあります。
そのため手動シャッターを電動化する場合は一度現地で見積りを取ってもらうと安心です。

電動化したシャッターの利用シーン


電動シャッターは様々なシーンで活躍します。

たとえば、倉庫やガレージ内に人が頻繁に出入りするような場合です。
人が出入りするたびにシャッターを開閉させていると、その負担は非常に大きなものとなります。

しかし、電動シャッターであれば、ボタン一つで簡単に開閉させることができ、負担がほとんどありません。
片手がふさがった状態でも簡単にシャッターを動かすことができるため、倉庫内での作業もはかどるでしょう。

その他にも、怪我や台風による豪雨などで思うようにシャッターを動かせない場合や、お年寄りの方やお子さんが動かす場合でも楽々に動作させることができるなど、何気ない日常において活躍することも多々あります。

上記はあくまで一例であり、それら以外にも電動シャッターは日常において様々なシーンで活躍します。

シャッターを電動化する際に取り付ける部品


手動のシャッターを電動化する際に、以下の部品を新たに取り付けたり交換したりすることが多いです。

スラット

スラットはシャッターの本体部分のことです。
現在使用している手動シャッターが特に古くなっていなければ、そのまま使用できます。
もし古くなっているような場合、電動化を機にスラットも新しいものに交換するのが望ましいです。

火災報知器

火災報知器があれば、火事が起こってしまったときに感知して音などで知らせてくれます。
電動シャッターの場合には、電気系統に異常が発生した場合に火災のリスクがあるでしょう。
煙も感知するため、大きな炎が出る前の段階で消火活動を行えます。
火災報知器から送られる信号により火災時にもシャッターを開閉可能です。

障害物センサー

障害物センサーは、閉まる場所に人がいたり荷物が置かれていたりした際に、それを赤外線で感知します。
障害物があるのを感知すれば、ぶつかる前に停止する仕組みです。
電動シャッターの場合、安全のために必ず障害物センサーを取り付けなければなりません。
障害物センサーがないと、障害物があってもそのまま閉まり続けます。

ぶつかるだけにとどまらず、挟み込みなどの事故が発生してしまう可能性があり危険です。
人が押しつぶされれば大怪我してしまうでしょう。
そのため、最近の電動シャッターは必ず障害物が取り付けられています。

モーター

モーターは電動シャッターを動かすのに使用する部品です。
電動シャッターの心臓部とも言えます。
モーターは100Vや200V、400Vなど出力がさまざまあるため、シャッターの大きさに合わせて選ぶようにしましょう。

ビルトインガレージのシャッターを電動化する場合の注意点


ビルトインガレージとは、建物の一部に組み込まれているガレージのことです。
一般の住宅だけでなく店舗などでもビルトインガレージがよく見られます。
ビルトインガレージの場合には、車の高さに合わせて作られていることが多いです。そのため、手動シャッターを電動化する際に車が入る高さにシャッターボックスを設置できるかどうか確認する必要があります。

現在ぎりぎりの高さだった場合、ガレージシャッターを電動に交換することで、出入りできなくなる可能性もあるでしょう。
現在使用している車で問題なく出入りできても、今後車を買い替える場合には注意が必要です。

車高の高い車に買い替えると、シャッターボックスの位置調整が必要になることもあります。
電動シャッターはシャッターボックスの位置を調整できるため、車の買い替えの際には、業者に相談してみましょう。

まとめ

今ある手動シャッターを電動化したい場合、総取替えするよりモーターを付けて電動化した方が低コストになります。
電動シャッターを考えている方は一度見積りを取ってみてはいかがでしょうか。